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大統領の執事の涙のtorakoaのレビュー・感想・評価

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)
2.8
良作を予想して観たら凡作て感じだった。
主人公家族のドラマがメインなのだが、何だか不自然さがあって心地よく観れない。冒頭の主人公の言動から違和感あって、その後もちょこちょこ謎。何でそれで仲直りに至るのかさっぱりわからなかったり。
展開や起こる出来事はアリだと思うけど、流れがイマイチ腑に落ちず絵空事感が終始漂って入り込めなかった。演出も何か苦手。マライア・キャリーが違和感の始まりだった気もする。

そして主人公夫婦に魅力が感じられないのはきつい。隣人との不要な場面があって、隣人がわかりづらくなってたのも何だかなー。
邦題が何かあざとくて残念に思ってたが中身もちょっとあざとい感じだった。名は体を表してたかもしれない。

次男はミュージカル映画『ヘアスプレー』で輝いてた人。大統領俳優陣のみならず彼も楽しみにしてたのに、カメオ出演か?ぐらい。
少ない出番ながら皆さん名優ぶりは見せてたと思う。リーヴ・シュレイバーよかった。彼に寄り添う犬達やたらかわいかった。あと、思いのほか外見寄せてて特にアラン・リックマンでびっくり。
ヴァネッサ・レッドグレイヴさん素敵だ。
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