囚人13号

静かについて来いの囚人13号のレビュー・感想・評価

静かについて来い(1949年製作の映画)
4.0
雨の日にだけ殺人を犯す異常者と彼の逮捕に執念を燃やす刑事のクロスカッティング。

犯人の顔を覆っている影は位置的にずっとおかしいのだがノワールなので許されちゃうし、あの人形も立派な捜査として出てくる。
チェイスシーンも良く、入り組んだ工場はまんま同年公開の『白熱』だが、最後の最後で穴の空いたパイプから流れ落ちる水は雨となり、手錠は皮肉な命綱と化す。
囚人13号

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