このレビューはネタバレを含みます
淡々とした日常。
幸せだけど、別な生き方もあったんじゃないか?と気付き、修学旅行の時の腕時計を見つけに。
見つからなかったけど、やはり日常は戻りたくない?
エンディングの2人だけの終わり方が意味深。
戻ったのか?、戻っても心は戻らなかったのか?
吉田修一原作
高校の修学旅行で日光東照宮。石の下に腕時計。
「アキラさん、もう一つの時間の方に行っちゃうよ」
閻魔
オオカミ少年ごっこ…嘘しかついちゃいけない
アキラ…男と同棲してて食わせてもらってた
ヒトミ…若い頃、一度おじさんに体を売ったことがある。してみたかったから。
浅草→スペーシア→日光東照宮
腕時計があったら、そのまま逃げよう→なかった
→金谷ホテルのロビーでようやくヒトミの電話に出て泣きながら「30分したら帰る」
→ホテルマンが来て、ヒトミが部屋を取ったからと伝えに
エンディングはモノクロ調で坂道を登りながら、アキラ・ヒトミ・文樹の3人でサッカーボールを蹴りながら楽しげにしているが、最期はヒトミが文樹を抱き上げた2人だけのシーンで終わる。
20230629-30 534