退屈だった…登場人物がほとんど笑わず、誰一人として未来への希望が感じられないし、全体的に紺っぽいカラコレも相まって、陰鬱な気持ちになる。それでいて喧嘩の時だけフルパワーになるので観ていてほとほと疲れた。
公開当時、劇場で観た予告編のダンスシーンに惹かれていつか観ようと思っていたのだけれど、そのダンスシーンも実際観てみたら特に魅力的ではなかった。足さばきが見所のダンスっぽかったので足元こそ映して欲しかったのに、全然映さなかったのはもしかして主人公役の子がダンス下手だったんだろうか?
『放浪の画家ピロスマニ』を観た時もあんま良い国じゃないなと思ったけれど、92年でもこの治安の悪さ…バカな登場人物がめちゃくちゃ簡単に人殺すのでドン引きした。戦争直後だから警察に捕まるの何とも思ってないのかな…