茜

ナイトメアは欲情するの茜のレビュー・感想・評価

ナイトメアは欲情する(2012年製作の映画)
1.8
リトアニア産の映画っておそらく初めて観たんじゃないかな。

人体実験で昏睡状態の女性の脳内に入り込む事になった科学者が、その脳内世界で女性といい感じになってエロい事ばっかりするお話…としか言えない。
とにかく脳内世界のシーンではひたすらエロい事ばっかりしてる。
結局、人間の脳内なんてスケベでいっぱいということなんでしょうか。
現実→脳内エロ→現実の繰り返しで抑揚のない展開が続くので、120分という時間は結構辛いもんがあったなぁ…。

でも脳内世界の映像は非現実的で斬新だった。
乱交シーンで身体と身体が徐々に一体化する映像とか単純にゾワッとしたし。
SFっぽい近未来的な雰囲気で映像的には面白いんだけど、前述の通りエロいシーンが多いから必然的にモザイクがかかる箇所が多く、その現実味が世界観に水を差してる感じもした。

この邦題はWOWOW企画でツイッターを利用して公募したらしいのですが、このタイトルを考えた人はこの映画を一度も観たことがないらしい。
邦題のダサさに唖然とする事って本当に多いけど、配給会社とかもこんな感じのテンションで適当に決めてるんだろうなぁって思ってしまった。
茜