【STORY】
CIAを引退したという身分を隠してホームセンターで働くロバート・マッコールは、ある日出会った不運な娼婦を助けたくなり、その優れた知能と戦闘力を再び活かすことになる。
【REVIEW】
性的搾取、ゆすり、強盗など、この世の不条理な行いに怒り、「平等」をもたらす「Equalizer」。デンゼル・ワシントン演じるロバートのいかにも人道的で世話焼きなキャラクターが、圧倒的に「正義の味方」でかっこいい。スーパーパワーなんてなくても「ヒーロー」を体現できるキャラクターって素敵だよね。
敵側の荒々しい暴力性に対して、ボブの動きに関してはどれだけ過激なことをしていようと(仮にコルクスクリューで敵のアゴを貫いていようと)流れるような自然な動きで、無駄がない。作業・仕事という印象が強い。とにかく合理的で、必要なことを必要な時に必要なだけ行う。そんな「正確性」が彼のかっこよさだと思う。
映像の切り取り方もおしゃれで美しいし、アクションをそこまで好まない自分も観ていて楽しいアクション作品だった。
クロエ・グレース・モレッツやヘイリー・ベネット演じる娼婦たちも美しい。
---
観た回数:1回