ペジオ

指輪をはめたいのペジオのレビュー・感想・評価

指輪をはめたい(2011年製作の映画)
4.3
自分の人生を省みても大事な映画との出会いはやはりタイミングに依る部分が大きかった
出来るだけ客観的に観ようと努めたところで、自分が無意識に求めていたものを求めていた時に与えられれば、かけがえの無いものになっちまうんだ畜生!

この映画に関しては観るタイミングが悪かった…いや良かったのか?
山田孝之演じる主人公を見ていたら、「お前もこういうどうしようもない人間だろ?」という評価を突き付けられているような居たたまれなさを感じた
これか?これが「共感」というものなのか?

もはや冷静には観れないが、それでも冷静なフリはできる…かろうじて
女優さんのキャラクターはそれぞれ立っていて魅力的だし、ファンタジーの様なコメディの様な雰囲気もいい塩梅

…冷静になってみても好きな映画だったであろうが、2017年6月15日現在の自分には生涯における「きっかけ」にも成り得る映画だった事は後々の為にもここに記しておきたい
そしてフィルマークスを映画と関係無い、完全なる自分の感情の記録として使用してしまった事に関して謝罪しておきます
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