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インサイド・ヘッドのhalucaのネタバレレビュー・内容・結末

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

よし!映画が始まるぞーと思ったら、監督の挨拶が流れ、
次にドリカムが歌う主題歌のプロモ映像が流れ、
いよいよ!と思ったら、同時上映の「南の島のラブソング」が流れ…(これまた歌)

歌はもういい!(。-ω-。)ってなった。

主題歌のプロモ映像が一番不要だった。
素人の幸せそうな写真を永遠と見せられても、
正直なんとも思わないし、「まだかなー」ってだいぶ白ける。

本編のほうは、序盤、
カナシミの行動にイライラしたり(。-_-。 )
「この白い円から出ないでね(´・∀・`)」とかヨロコビって意外とひどいことするなwと思ったり、
ムカムカの役割ってちょっとブレてない?と思ったり、、
ストーリーに入り込めない感じはあった。

でも自分の脳内もこんな感じかなーとか、
私の「特別な思い出」って何だろう?とか、
私はこれまでどんな思い出を捨ててきたのかなーとか考えていたら、
ノスタルジックで切なくなった(´;ω;`)
そして、ふとしたときに昔の歌を思い出すのは、
そういうことだったのね(笑)

中盤、ビンボンが自分を犠牲にしたときは号泣
最後にまた復活するかな?と思ったけど、それもなく。。。
ライリーがビンボンを思い出すことはもうないのね(´;ω;`)

家出をしたライリーが戻って来て、
両親の前で泣くシーンも泣けた。
私も子供の頃に3回くらい引越しをしているけど、
その度に泣いてたなーと思い出したり。

悲しみがあるからこそ、喜びを感じられる。
喜びと悲しみは表裏一体なんだって、改めて考えさせられた。

ライリーだけでなく、お父さんやお母さんの脳内司令部が出てくるのが面白かった。
エンドロールではいろんな人や動物の司令部が出てくるんだけど、
勤労な犬と、自由奔放な猫の対比が面白かったw

その他:
・ライリーが嫌いな野菜は本来ブロッコリーだが(アメリカで子供が嫌いな野菜)、日本では子供の嫌いな野菜と言えばピーマンが一般的なので、本編のブロッコリー部分が全てピーマンに変えられている
・ライリーがお母さんの財布からお金を抜くのかと思いきや、
クレジットカードだったwww
・エンドロールで、“This film is dedicated to our kids. Please don't grow up. Ever.(この映画は私たちの子供たちに捧げます。お願いだから大きくならないで。絶対に。)”と流れたのがウケた
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