ダニエルクレイグの007シリーズでは、これが1番好きだ。
ストーリー展開と、絵の美しさ、アクション派手さのバランスがとても良い。
唯一の難点は、長いことだ。
ストーリーにスピード感があるわけではないので、ダラダラ感が抜けないところもある。
それが、007だといえばそうなのかもしれないが、観ていてしんどくなるのはどうだろうか?
良い点は、国ごとの情景の描き方。メキシコとオーストラリアは素晴らしかった。
あとキャスティングが効果的だ。
アンドリュー・スコットなんて、SHERLOCKのモリアーティ役のイメージが強すぎて、初見から良い人にはみえない。
レア・セドゥの芯の強さは、デスストランディングにつながる演技だろう。