オースティン

007 スペクターのオースティンのレビュー・感想・評価

007 スペクター(2015年製作の映画)
3.9
ダニエルクレイグの007シリーズでは、これが1番好きだ。

ストーリー展開と、絵の美しさ、アクション派手さのバランスがとても良い。

唯一の難点は、長いことだ。
ストーリーにスピード感があるわけではないので、ダラダラ感が抜けないところもある。

それが、007だといえばそうなのかもしれないが、観ていてしんどくなるのはどうだろうか?

良い点は、国ごとの情景の描き方。メキシコとオーストラリアは素晴らしかった。

あとキャスティングが効果的だ。
アンドリュー・スコットなんて、SHERLOCKのモリアーティ役のイメージが強すぎて、初見から良い人にはみえない。

レア・セドゥの芯の強さは、デスストランディングにつながる演技だろう。