おたね

思い出のマーニーのおたねのネタバレレビュー・内容・結末

思い出のマーニー(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

今ヨーロッパにいるのでジブリの見れてないやつをどんどん見てる!

女の子には異性への恐怖感から同性に恋愛的な魅力を感じやすい時期が成長期にあるらしい。
主人公が色んな背景から人を信じられなくなって、自分を肯定できるなにかにすがりたい時に、ふわりと現れて支えてくれたマーニー。
友人のような少し恋人のような(要するに自分はなによりこの子の特別だと感じてたい)親密な雰囲気。
おばあちゃんだったかー。まあ生い立ちの話と「見覚えが…」のところでほぼバレる内容ではあるけど、孫がふらっと自分の住んでいたところに現れて、支えてあげなきゃ!て幽霊マーニーおばあちゃんが反応したと思うと切なくて泣ける。
ところどころのマーニーの顔の隠し方や表情の変え方、人間味のなさの出し方がさすが。マーニー(杏奈)の記憶と杏奈とのその場でのやりとりが交錯して、?てなるのもいい。

そんで田舎のおばちゃん夫婦がまあ良い親だな。自分たちのやりたいことをやっていい具合にほっときつつ、周りに何を言われようと自分の家族のことを信じる。何かあったな、てときも深掘りせず「ご飯食べて風呂!」といえる。サイコー
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