非常に違和感を感じる作品でした。
映画のテーマがよく見えてこなかったんですよね。
感動?ほっこり?ファンタジック?
人間の再生を描いているとか言う、抽象的な表現が正しいんでしょうか…
僕にはアイドル映画の様に感じてしまいました(^_^;)
吉永小百合を堪能する映画。という風に感じました。なので、吉永小百合が特に好きではない僕には何も感じない映画でした。
それに吉永小百合は一体、いつまでこの映画の主人公の様なヒロインを演じ続けるのでしょうか?
正直、キツいですよ。
しかも、この『ふしぎな岬の物語』は自分で企画、制作もやってるらしいです。
それを踏まえて本作を観たので、吉永小百合のヒロイン設定が若すぎるのでは?と、何となく腑に落ちなかったです。
『ふしぎな岬の物語』ですからファンタジックな映画なのかな?と思っていたのですが、割と普通に人々の日常を描いた作品だったのも、映画の輪郭がボンヤリとしてしまったと思います。
この映画は主人公の設定をもっと若くして、深津絵里あたりで撮って欲しかったです。