良くも悪くも「普通に良い映画」。
名作「星の王子さま」をメインストーリーに、その後の話を現在の少女を主人公にして描いたCGアニメーション。
カンフー・パンダの監督だけあって、フランスのアニメ映画ながらもよくできている。
フランスもCG技術って高いんだ…。
星の王子さまの対比として競争社会をデフォルメして描いたのは、わかりやすくてエッジも効いてて良いなと思う反面、
後半の王子の描写は本当にやめて欲しかったなぁ、と残念な気持ちだった。
わたし達は自分なりの王子さまを心の中で大事にしているのだから、成長してCGになった王子はいらない。
あの木彫りのストップモーションのままでいて欲しかった。
新訳の本はまだ読んでないから、これを気に読もうかなぁ…。