GOROTUKI

スタンリー・キューブリックの秘密の箱のGOROTUKIのレビュー・感想・評価

3.5
本作はドキュメンタリー映画である。
1996年にジョン・ロンソン監督に
キューブリック監督の助手トニーから
電話があったのだと言う
その内容は
「ロンソン監督のホロコーストの作品のコピーが欲しい」との電話だった
だが
『アイズ ワイド シャット』の編集後
キューブリック監督が
亡くなってしまったので
頓挫してしまったのだ!がっ
後日トニーから電話があり
自宅に来て話がしたいと言い
キューブリック宅に招かれたのだ
そこでキューブリック宅の
倉庫に通され
度肝を抜かれるのだ!
棚という棚に『箱』が置かれているのだ
その数
約1000箱以上
それを監督は数年かけて調べ上げ
キューブリックの深層心理に
近付こうとしたのが本作である!
これが実に面白い!
ネタバレになるので
『箱』の中身は言いませんが
あのシンメトリーな構図を
映画に押し込める監督
無論『箱』にも
こだわりがあるのである
ダンボール業者に
棚にピッタリ嵌る
特注の『箱』を作らせているのだ!
もう病気!
であるからして
キューブだけに...『箱』なのである!
GOROTUKI

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