いぬい

忍ジャニ参上!未来への戦いのいぬいのレビュー・感想・評価

2.7
個人的にアイドルの事務所が企画したようなドラマや映画(マジすか学園とか少年たちとか)は割と好きです。
もともとファンに向けられて作ってるものだし、ストーリーや演技力に期待はせずに観た。
今は第一線で俳優業をやっている子もそうでない子も一緒に画面の中にいるのは、そういった映画ならではの良さだと思う。

みんな若いし演技が初々しい。時代劇だけどみんな顔が今風だからカツラが似合わない。演技に関しては本当に玉石混交なんだなと。

カザハ(重岡大毅)がフウト(小瀧望)に詰め寄るシーンのカザハの目が本当に冷たくて、演技の緩急が凄かった。

京本政樹さんの演技と空気感だけ別格過ぎて違う映画の人かと思いました。他の俳優さんにも言えるけど特に。

ストーリー自体は主人公達に悪役を立てて成敗するって感じだけど、そもそもの忍者の存在意義が結局最後まで見出せていないまま終わっている、、仲間が大事だということは伝わりました。
ラスト10分で寡黙キャラが初めて台詞を発して大団円、俺たちの戦いは続く!ってなったのにまだ尺があるな?と思ったら忍者が江戸のステージに立って、時代は現代まで進み「バンザイ夢マンサイ」のMVへと繋がっていく、、、これだからアイドルの映画は面白いぜ!!
いぬい

いぬい