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アラサー女子の恋愛事情のetaのネタバレレビュー・内容・結末

アラサー女子の恋愛事情(2014年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

プロポーズされた主人公メーガンが女子高校生アニカと出会い色々なことに気付いていくお話でした。
いわゆる学生ノリを引きずったまま成長してしまったメーガンが、学生の頃の友人のノリと合わなくなってしまう様子と、「大人になってバカなことの定義が違ってくる」というセリフが切なかったです。
この作品からは「人間関係は変わっていくものだ」というメッセージが伝わってきました。
良くも悪くも、時間が経つと人間関係は自然と変わってしまうんですね…悲しいけれど。
そして新しく出会った人とは、知れば知るほど印象も関係性も変わっていくものなんです。
それに気付いたメーガンが、「もう今までの仲間とはいられない」と変化を起こそうとしていた姿が素敵でした!
人生や出会いって結局は運とタイミングが全てなのかなと考えさせられました。
残酷だけど、時には誰かを切り捨てる勇気も必要ですよね。
大人になると直感を信じてただただ単純に生きるというのが難しくなってきますが、「本当に欲しいものはただ待ってちゃダメ。自分の直感を信じて。」というセリフにハッとしました。
人生って規則や公式がある訳ではないし、学校で学べるものでもないので、失敗をしながら自分で経験するか、先人の言葉から学ぶしかないんですね!
展開としては、そうか、そうなるのかって感じでした。
個人的にメーガンに共感は出来なかったけど、誰かにとってはハッピーエンドで誰かにとってはバッドエンドという感じの結末でした。
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