家具デザインで有名な、チャールズ&レイ・イームズ夫妻による短編「Powers of Ten(10のべき乗)」。
芝生の上のカップルを捉えた1m角の視点から、10秒毎に10倍づつ離れて上昇していき、約4分後に10の25乗m(1億光年)まで上昇。そこから元の地点まで戻り、更に男性の手の甲の細胞の奥へ。10の-16乗の世界に到達する。
マクロからミクロまでのスーパーズーミングで、人間(私)の存在がいかにちっぽけか再認識できます。笑;
日本語ナレーション入りがYouTube(公式)で見れます。
https://youtu.be/paCGES4xpro
〈メモ〉本作が生まれた流れ
●「Cosmic View (1957)」
オランダの教育者Kees Boekeによるグラフィック・ブック
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●「Cosmic Zoom (1968)」
カナダ国立映画庁とEva Szaszによる「Cosmic View」の映像化
https://youtu.be/VgfwCrKe_Fk
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●本作「Powers of Ten」
「Cosmic Zoom」にインスパイアされて制作。書籍も出版されました。
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2012年(2018年改定)には
●「Cosmic Eye」とういう作品も登場してます。
天体物理学者Danail Obreschkowによるもの。
https://youtu.be/8Are9dDbW24