haluca

ハッピーエンドが書けるまでのhalucaのネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

キャストは良かった!ローガン・ラーマンかっこいい(/∀`*)
ただ・・・脚本が薄すぎる(。-ω-。)
内容がなくても楽しめるならまだいいけど、このストーリーはいろいろと都合が良すぎて、肝心なところを端折ってて「え??」って感じ。

もっと崩壊してる家庭の話かと思いきや、サマンサと母親以外の家族の仲はいいし、裕福だし、子供たちが2人とも10代で本が出版されるってどういうこと??めっちゃ恵まれてるじゃん!
ただただ頑固な小娘のサマンサと、離婚した妻を待ち続ける夫と、3年後に離婚を後悔する母親の話。
最後はあっさり全部解決!(*^ー゚)b みたいな。

思ったこと:
・サマンサとルーがカフェみたいなところで、好きな本の話をするシーン。サマンサが「先に私に好きな本を答えさせて、合わせてくるつもりでしょ~」みたいなことを言って、先にルーに好きな本を言わせる。それが偶然サマンサが一番好きな本と同じで凄い動揺して怒って帰っちゃうんだけど、あんなに愛を信じないとか言ってた割には、めっちゃ意識してんじゃん!ってめっちゃツッコミたくなったwww
・父親が昔自分も家を出たことがあると話したとき、サマンサの態度が急変してびっくり!自分が母親を無視してたのを父親のせいにしだした!(多分。ちょっとボーっとしてた)
・パーティーにルーがサマンサの母親を勝手に招待したことを、サマンサはずっと根に持ってて、「あんな男知らない~」って感じだったのに、ルーの母親が亡くなったと知ると駆け付ける。これはいいんだけど、ルーにちゃんと謝って仲直りするシーンが見たかった。きっとこの先も、どうでもいいことでサマンサが一方的に怒るのかな?って不安になっちゃったw
・サマンサが母親に会いに行って、泣きながら抱き合うシーン。これも分かるよ。「言葉はいらない」という時もあるけれども。でも、あんなにひどい態度を取ってるのを観客は見てるんだから、一言「ごめんね」くらいあってもよくない?本当に反省してるんだな~と伝わって泣けると思うんだけど・・・
こう見るとサマンサは「ごめんね」が言えない、気まぐれでワガママな子に見えるw
・ラスティの本がいきなり出版!どんだけ天才なんだww彼女がリハビリ施設に行っちゃって可哀想だから、その変わりとして良い出来事を入れたの?
・そして最後、いきなり母親が戻ってきた!離婚して3年も経ってるのに!マーティンと何があったの??確かにケンカしてたけど、あんなのよくあることでしょ?

こんな感じの都合のいい展開が満載だったw

クリステン・ベルが演じたご近所の奥さんがいる意味もよく分からなかったけど、でもキャラは面白かった。

唯一、泣きそうになったのは、サムの本の出版記念パーティーで、サムが母親に冷たく接するシーン。なんでそこまでひどく当たるのか、悲しくなった。

ジェニファー・コネリーとリリー・コリンズの眉毛の具合が本当に親子みたいだったw
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