4話オムニバスを映画フォーマットで見せるにあたっての統一設定はあるものの、そこ含め「あのころの地上波ドラマ」的な仕上がり。
全体にホラーというよりショッカーでしかないよなあ、という感想で、静かなところで急に音が鳴れば誰だって驚くじゃないですか。そういう感じ。
その意味で小心者フレンドリーというか、最初に提示される「この作品が考えるホラーのレベル」が私にとってのホラー的な怖さ皆無で、かつその線を4本ともキープし続けるという意味で安定感はありました。
いちばん作り込みがしっかりしていたのは1本目ですが、労働争議エピソードが突然入ってくるあたり、作品製作時の社会の雰囲気が伝わるほうが個人的な好み、というそれだけのことかも。
オム・テグが出ていたのはその1本目で、30秒弱かな、ただ正直その出方なら出ないほうがよかったんじゃないか。だって(以下自主規制)
