イーサン・ホークのちょい自伝的な要素もあるのかな原作、脚本、監督作品。
イーサン・ホークって憎みきれないダメ男とか空気読めよってくらいナチュラル自分大好き男とか演らせたらホント上手いよね。
そしてそれがけっこう地で、しかも自覚している…。
ストーリーとしては、昔の゙彼女にどうして振り回されたのかを自分のルーツを振り返りながら雨の日の古傷のようにジクジクと見つめ直す、というところか。
恋愛ものとしては、(500)日のサマーと同様に振り回されていることに苛立ちながらもその原因が精神的に自立してない自分にあったことに最後に気づく系かな。
でもね、言わせてもらえば自立できてない幼稚な男もめんどくさいけど自立したいの詐欺とか自立ステージ上げるたびに誰かを踏み台にする女もどうかね。
さてさて、よその夫婦のことをとやかく言うのもなんだけどイーサン・ホークは再婚してからのほうが肩の力が抜けてていいと思う。
まとめ。イーサン・ホークは本当に才能ある愛すべきダメ男なのだということがわかりました。
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