アキラナウェイ

恋人まで1%のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

恋人まで1%(2014年製作の映画)
2.9
たまには美男美女のラブコメが観たくて。

ハイ、先ずはイケメンきたよ。
ザッッック・エフロン!!

生まれ変わったらダンディなジャン・デュジャルダンの顔になりたいと常々思っていたけど、ザック・エフロンでもいいなぁ。最近は怪我したとかで顔面が変わっちゃったけど。

ハイ、そんで次はキュートな美女きたよ。
イモーーージェン・プーツ!!

イモージェンと恋人まで1%なんて、それはもう99パー幸せって事やん?

そして、これはですネ。取り巻きの友人達のキャストがまた豪華。「クリード」のマイケル・B・ジョーダンに「トップガン マーヴェリック」のマイルズ・テラー。そしてそして「ターミネーター ニューフェイト」のマッケンジー・デイヴィス!!イモージェンも好きだけどマッケンジーも好きだあああ。

こんな美男美女5人が織りなす恋模様。

なのにネ、微妙なんス。

結婚はおろか真剣に恋人を作る気すらない、チャラ男のジェイソン(ザック・エフロン)と同僚で友人のダニエル(マイルズ・テラー)。親友マイキー(マイケル・B・ジョーダン)が離婚すると聞き、3人は独身を貫こうと決意。そんなある日、ジェイソンはエリー(イモージェン・プーツ)という女性と出会い惹かれていく—— 。

独身の誓いを破った!とジェイソンは憤慨するけど、そんなに固く誓い合ったシーンがある訳じゃないし。なんでそんなに怒るんだろ??

ダニエルはチェルシー(マッケンジー・デイヴィス)と付き合う事を他の男友達に申し訳なさそうにするけど、そもそもチェルシーの立ち位置がはっきりしないから、何がダメなんだか伝わって来ない。チェルシーは元々3人の共通の女友達ってとこなんだろうけど、登場はBARでいきなり飲んでいるシーンから始まるし。別に付き合ったらいいんじゃないの??

マイキーとその奥さんもよくわからない。
不倫していたのは奥さんだけど、悪びれる様子もなく、セックスレスが問題だったとわかったら、マイキーの勤め先の病院でヤッて、速攻問題解決。上手く復縁しかけたと思ったら、マイキーから子供の話が出てこなかったから「もう愛せない」とか。この奥さん、思考が短絡的過ぎてついて行けない。

それぞれの人物像も問題の根本も描き切れていないから、碇を降ろしていない船みたいにふわふわ漂うストーリー。脚本が下手過ぎるだろ。

という事で、目の保養だけで終わった。