ホラーマニア斗真

喰女 クイメのホラーマニア斗真のレビュー・感想・評価

喰女 クイメ(2014年製作の映画)
3.1
舞台「真四谷怪談」を演じる男女の役者間で劇中と現実の怨念が交錯していく中、見ている視聴者側も現実と舞台の境目が分からなくなるという、日本発🇯🇵のロマンスホラー。

本作品は劇中の舞台と現実の物語が同時進行する映画のため、万人受けではないかも。それでも個人的には楽しめた。見所はどこまでが現実かがわからないという、不条理さや恐怖ですかね🤔

幽霊が呪い殺すという、直接的なホラー演出は少なく、暗くて嫌な気分になる雰囲気のまま、じわじわと追いつめられるような恐怖がビシビシと伝わってくる作品だった。雰囲気は好きだけど、少し何かが物足りないような気はした😅

でも役者の演技や気合の入った美術は素晴らしかったし、「犬鳴村」とかの最近のジャパニーズホラーよりはそこそこ怖いと感じましたね🤗

笑うとこではないかもしれないけど、特に市川海老蔵のクズ野郎役がハマりすぎて市川海老蔵本人にしか見えなくて、鑑賞中は苦笑いしました🤣

本作品は「リング」のような、じわじわ来る恐怖の表現がメインなので、ジャパニーズホラーが好きな人は、ぜひ見てください🥷

※俺が言うのもアレだけど、ヤリチンは本作品を見ることで色々学べるはずだ😈