押井守の初実写作品だが、正直稚拙。
予算も少な目なので、大学の映画研究会の自主製作映画に毛が生えた程度。
映画なのに売れない劇団の芝居のようなところもあるし、チャップリンの劣化コピーのようなところもある。
押井守の世界観はしっかり表現されているが、映像作品としては決して良い出来とは言えないだろう。
ストーリーも意味不明だが、押井守の多くはそうだ。
格闘シーンもいまいちだった。
格闘シーンは金がかからないんだから、そこぐらい力を入れても良かったのではないだろうか。
まあファンの為の作品です。
映画マニアの人にもお勧めできません。