備前長船

紅い眼鏡の備前長船のレビュー・感想・評価

紅い眼鏡(1987年製作の映画)
2.2
押井守の初実写作品だが、正直稚拙。
予算も少な目なので、大学の映画研究会の自主製作映画に毛が生えた程度。
映画なのに売れない劇団の芝居のようなところもあるし、チャップリンの劣化コピーのようなところもある。
押井守の世界観はしっかり表現されているが、映像作品としては決して良い出来とは言えないだろう。

ストーリーも意味不明だが、押井守の多くはそうだ。
格闘シーンもいまいちだった。
格闘シーンは金がかからないんだから、そこぐらい力を入れても良かったのではないだろうか。

まあファンの為の作品です。
映画マニアの人にもお勧めできません。
備前長船

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