たーぼー

トラフィック/ぼくの伯父さんの交通大戦争のたーぼーのレビュー・感想・評価

5.0
ジャック・タチ作品初鑑賞
僕の叔父さんと言うタイトルは知っていたもののこの人の映画見た事なかった((*゚Д゚)ゞデシ!

とりあえず合間合間に見てやっと´Д`)ヤット‥見終わりますた´Д`)ヤット‥やっとオワタ(●´ϖ`●)

まぁとにかく緩々なフレンチコメディーと言うかゆる過ぎ✋(◉ ω ◉`)
ジャック・タチのユロさん
殆ど無口だから台詞が本当少ない
でも仕草がいちいち笑える
チャップリンか?本当に
チャップリンだってここまで緩くない((*゚Д゚)ゞデシヨ

ストーリーはパリにある自動車メーカーアルトラ社がオランダアムステルダム国際モーターショーに
社運を掛けユロさんのデザインしたコンセプトキャンピングカーを出展することに

そしてコンセプトカーをトラックで運び会場に向かう🚚
広報のマリアとトラックドライバーとユロさんの3人はアムステルダムに出発

そこで交通渋滞に巻き込まれ
トラックはエンストしよく見たらガス欠そしてギアが故障更にヒッチハイクしても中々捕まらないわ
中々アムステルダムに着かない
その間にも色んなトラブル
マリアがオープンカーを吹っ飛ばし交通整理している警官を吹っ飛ばしクルクル回転させ手旗信号が狂い多重事故
まぁバイクで言うジャックナイフ
(後輪を浮かして走る)する車ホイールは吹っ飛ぶタイヤは外れる
ボンネットはパカッと開く
ヨーロッパもアメリカも日本も同じ車社会になったもんで
この手のトラブルは日常茶飯事

その割にはユロさん達のんびり構えてるしマリアだけはセカセカⱴ(ᐚ)ว꜆꜄꜆
モーターショー開催期間に早く間に合わせなきゃと孤軍奮闘してるがそれが空回り
なんか色んな所で道草食ってるとしか思えない( 'ϖ')㌥
細かいネタで笑わせるジャック・タチさん
特にアムステルダムに入る直前
の渋滞🚗🚚🚓🚙で余りにも車が動かないので(=□=)~<(ヒマー)
になり鼻くそ( `д´)σ =・ほじりしかもあちこちのドライバーが同じ事をしてる🤣🤣🤣
片方の鼻くそとったり両方の鼻くそ取ったり鼻くそ取らないけど鼻いじり回したり
その場面繋ぎがめちゃくちゃウケた
ラストはラストで雨が降り出し
ドライバーの皆さんワイパーを動かし出したけど中のドライバーの心情に合わせてワイパーが動く
おばあちゃんあちこちキョロキョロ見渡し(^p^三^o^三^q^)ワイパーもそれに合わせて連動
葉巻を加えた多分富裕層のワイパーはゆっくりゆっくり
女性2人組ノワイパーはお喋りデットヒート中なもんで両方のワイパーが激しく動きおじいちゃんのワイパーは片方だけしかも時間差で動くし
ヒッピーのジープは悟りを開いたかのように余裕かつ丁寧にワイパーが作動

一方会場ではアルトラ社だけなんもないせっかく背景に森の絵を飾り商談用テーブルと椅子までセットしてあるのに閑古鳥

一方プジョーやフォルクスワーゲンのブースは大人気メーカーとそうじゃないメーカーの対比がよく出来てる

そしてエンジンルームを一斉に6人位で覗き込んでるシーンも笑える

そしてシーズーだかラサ・アプソだかマルチーズだかのむく犬ピトンさんがまぁとにかく脱走しまくる(そりゃピトンさんもマリアがチョコチョコいなくなるもんだからお暇なんでしよう)でもちゃんと帰ってくるけどラスト近くの若者グループにイタズラを仕掛けられる道具として扱われ
毛皮とボタンとリードで偽ピトンさん作られ本物のピトンさん誘拐されるし

しかしあのキャンピングカー
何か無駄に装備が充実
フロングリルを前に引っ張り出したらグリルが出てステーキ焼けたり
屋外でシャワー浴びれるように出来てたり
クラクション部分がシェイバーと一体化されてたり
テールランプが外せて車のあちこちにつけられ照明代わりになったりシートを電動でズラしベッドになり(まぁシャワーとベッドは今は標準だけど)

サスペンダーをシートにつけられてシートベルト替わりに((ヾノ・∀・`)イヤイヤならんだろ普通にゆる過ぎてかえって危ないわ🤣)

一瞬ボンドカーじゃねぇ?と

ともかくゆる過ぎな小ネタのオンパレードユロさんもしっかりしてるようでどっか抜けてるし(ミスタービーンか(。 ー`ωー´)/バシッ)

余りにゆる過ぎて眠くなりそうな時に小ネタで笑わせてくる

しかしこんなフレンチコメディーだったなんて知らんかった
カーアクションコメディーならやはりtaxiシリーズだけどそれの先駆者的な映画だった((*゚Д゚)ゞデシ!