ブルーノ

それでも恋するバルセロナのブルーノのネタバレレビュー・内容・結末

それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

 スペインのロケーションと快楽主義的な恋模様がとにかく最高だった。『アイアンマン3』なレベッカ・ホールとスカーレット・ヨハンソンに、実生活で夫婦のハビエル・バルデムとペネロペ・クルスと、役者陣も豪華。特に、ペネロペ・クルスの美貌と神経質な演技は抜群でした。

 自分のお気に入りは、3人暮らしのパート。酒とセックスと芸術という、何ともカオティックで快楽主義的な生活が素敵でした。『君の名前で僕を呼んで』と重なる部分もあり、3人が自転車で坂道を下るシーンの多幸感は最高でした。

 日頃アメリカが舞台の映画ばかりを見ているので、ヨーロッパというだけで食いついてしまう自分ですが、この作品はイタリアを舞台にしたビリー・ワイルダー『お熱い夜をあなたに』に続く、私のヨーロッパ偏愛映画「スペイン」代表に選出です。
ブルーノ

ブルーノ