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きっと、星のせいじゃない。のqkilogramのレビュー・感想・評価

3.5
命の尊さと愛の素晴らしさを感じた
病気系の映画は好きではないが今作は単なる「御涙頂戴作品」ではなく、ワードセンスが輝く淡い恋愛映画。という印象
「生きてる限り傷つくけど、傷つけられる相手は選びたい」「虹を見たいなら雨を我慢する」ワードセンス最高!
個人的には終始ドキドキヒヤヒヤで、幸せになればなるほど怖くて見れない。そんな映画だった
会いに行った本の作者が結局のんだくれの救いようもないクズだった展開には驚いたし、特に名誉の挽回もなく終わったのは予想外だったが、その秘書も秘書で2人を展覧会に連れて行った時に人としての気遣いが足りてなかったり、2人が最上階でキスをした理由、彼らの背景を知らない周りがなぜ拍手したのかも少しわからなかった
あんなに辛い階段帰れた?という現実的な面で途中少し冷めてしまった
しかし、母親が娘の死後は福祉士になる予定だったことがわかり、それが教会の待ち時間は勉強していた時間だった伏線。死んだ人の周りがどうなるか、前進出来るのか、という本の続きの答えにもなっていた。
ラスト、ガスが添削依頼をなぜあののんだくれにしたのかは少し理解できなかった
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