このレビューはネタバレを含みます
私にしては珍しく、小説(まあ1/3くらいだが)→映画の順で見た。
そして二、三度の睡眠タイムはさみながらの鑑賞。
うーーん。
原作の始まり方や話の分け方が結構好きだったので、いきなりごちゃ混ぜで始まると、一人一人が薄く感じてしまって残念だった。
死んだ後の自分の残り方の話だけれども、三者三様でいいはずなのに、椎名桔平のメッセージが強く、この映画を良かったというにはそこが何故かひっかかる。
大竹しのぶ圧巻…………
彼女に真剣なもの求めてしまったらもう、誰も勝らないのでは???
死に近づいてくるにつれて弱ってくる姿に、夫への愛情もその中でも持ち続ける家族への愛情の芯。素敵でした。
石田ゆり子も夫が消えるあたりからよかったように思う。
静人が石田ゆり子を好きになってしまってたのは、旦那の"抱きたいんだろ"以降のセリフだけで十分伝わってしまったので、このあと営むなら好き好きしててほしくはなかったかなあ。
タイトルインがもう少し早くてもいいかなと思ったり、ごちゃごちゃしてる冒頭な気がして、あまり好みではありませんでした。
ただ照明音楽はよきかな。
あなたから産まれたい
だっけ……?このセリフは割と好き