映像のど迫力さできちんとお腹いっぱいになる作品です。
ストーリーは比較的薄味だけれども、ディザスターものだから、やっぱり求めてしまうものはスピード感と迫力。その点では元取れてるなぁと感じる1本でした。
ただ、最後の最後マンホールでの戦いずいぶん引っ張るやんと思って見ていた笑。去ったと思えばもっと強いの来るぞー！みたいな。絵的にはそんな変わらないんですが、、と思いながら見てました。
なにがあればもう一味濃くなったんでしょうね、、観客として好き放題言ってみるのは簡単なんですけど、いざ何が足りなかったかと問われると、、うーん、、、
しいて言うならやっぱり感情移入できるキャラクターの少なさ？でしょうか。ディザスターものにそれは求めないみたいなこと前半で言っときながら大いなる矛盾ですけど、やっぱり家族愛とかシングルファーザーとかちょこっときになる要素を背景にプラスオンしていたぶん、中途半端に掘り下げた感がそう思わせてるのかなぁと思いました。
映画って奥が深くて、ヒットの要素というのはなかなかに掘り下げ甲斐のあるテーマですね！でも、本作2回は見ましたが、いつ何回見ても、やっぱり映像は本当にすごいです。頭からっぽにして楽しめる風吹き抜ける1本です。
