このレビューはネタバレを含みます
音楽映画の中で一番好きだったな。
ビーチボーイズもっと聞いてみようと思ったよ。
扱ってる主題は、曲作りを経てメンバーとの確執による天才の孤独と再生っていうありきたりなものなんだけど、とっても面白かったんだよなぁ。
主人公のブライアンが曲を作れば作るほど痛々しかったな。幻聴とか精神的にもくらってるし。何より家族がバンドメンバーって、確執があるときキツイよなぁ。
だけど録音シーンはとっても楽しそうだし、なにより、そんな孤独の状態から助けてくれたヒロインはすごく素敵だった。
ヒロインがどんなに辛くても泣いたりしなくて、淡々とすべきことをやって主人公を救ってたのがとっても良かったんだよなぁ。
感情的な人よりこういううちに秘めた感情を燃やしてる人のが好き。