片腕マシンボーイ

ギョの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

ギョ(2012年製作の映画)
1.1
漫画の実写化はほぼ失敗ってのは一般論だが個人的にはアニメ化でさへ原作を超えるモノはまぁ無いと思ってましてね
大好きな伊藤潤二先生の「ギョ」、こちらも紛う事なき大ポンコツ作品でした!

足生えた魚の群が人間襲い出すよ!そして…、って話

まず、画力の低さにすぐに放り出しそうになった
伊藤潤二作品は奇抜なストーリーに美しく凄まじい画力で成り立つ作品にも関わらず絵がドへっぽこ!
もう近づけようという努力さえしてませんよね…

そしてストーリーの改悪
僕が見たい香織は彼の事を思って涙流す香織ではなくて性格ひん曲がったワガママ放題の香織やからな
それに無駄にスペクタクルシーン付け加える必要とかないから
飛行機の不時着シーンとか肝心のギョ達やその進化系の描写より力はいってそうやけど別にそんなシーン見たくないからな

もう途中から本棚から伊藤潤二先生の素晴らしき「ギョ」を引っ張り出して読みながらの鑑賞でしたよ
意識8割漫画

これなら井口監督の「富江アンリミテッド」で富江を演じた仲村みうの方が100倍伊藤潤二ワールドを表現していましたね
お口直しに観たくなってきた!