なりかけゾンビ

S.W.A.T. vs デビルのなりかけゾンビのレビュー・感想・評価

S.W.A.T. vs デビル(2014年製作の映画)
1.0
恐らく…未完成映画


内容
悪魔が乗り移った囚人達がSWAT隊員を襲う『ASYLUM』という映画を2人の編集担当がツッコミを入れながら鑑賞している。


映画って制作段階で中止になっちゃうことって少なくないよねー


予想だけど、この映画は未完成の『ASYLUM』というホラー映画に無理やりツッコミと寸劇を入れてコメディー映画にした作品だと思う🙄


1つの作品にツッコミを入れていく構図はMST3Kスタイル(ミステリー・サイエンス・シアター3000という劇中劇番組のスタイル)なんて言われてて、いいアイデアだと思うけど、
本編は至って真面目に作られてる作品だから、ツッコミが死んでいる😇

というより、本編がボケてないからツッコミというより難癖つけたヤジになっていると言った方が近いのかな?
そしてこのヤジがめちゃくちゃウザイ...

編集者「あいつら本物の銃使ってねぇーw
そんな銃じゃ誰も殺せねぇーよなぁーw」
自分「それを本物の銃で撃ってるかのようにエフェクトつけるのがてめぇーらの仕事だよ💢」
と、このようにコッチの観る気をことごとく削いでくる🫠


『ASYLUM』本編は未完成だから、まだ撮り終えてないシーンは絵コンテで構成されてるんだけど、ここにもヤジが…
ウザイ😩


そしてもちろん本編は未完成なので90分の映画にするために、編集者2人の会社内の寸劇が挟み込まれてるんだけど
これがまたクソも面白くない…。


案の定ラストも作り終えてないから有耶無耶に終わるし…。


これは自分が過去に見てきた作品の中でも凶悪‼️
正直映画じゃないし、
誰かが真剣に作った作品を茶化しているのが胸糞悪い…

制作会社は呪われろー!!!!


※追記
IMDbのレビューの中にこの作品の原案者のクリス・マンシーニが制作過程の真実を語ったポッドキャストの内容を要約して掲載してくれています。
そこでは予想通り、この作品が意図せずにホラーから無理やりコメディー調に茶化した作品になってしまったという経緯が記載されています。
あくまでも「最初から奇抜なコメディーを作る気でいた」と捉えない方がいいみたいです。
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