`マミー‘とか`ママ‘とか`母‘などのタイトルがつく映画はなんとなく避けがちだったけど、これは見逃さなくて本当に良かった！
強烈の一言。
ADHDの息子対その母親との愛の戦い。お互いの思いにお互いが答えられず、お互いが裏切りと思われる行動をとってしまう。そしてそれぞれが絶望する。けれども必ずまた不滅の愛が湧き上がる。ものすごく力強くたくましい映画なのだ。
正方形の画面もグイグイ迫ってくる。アップになったり遠景になったり。
空想の場面はアウトフォーカスを上手く取り入れて。
この撮影時はまだ25歳のグザヴィエ・ドラン監督。空恐ろしい才能だ。
出会ってしまった。目が離せない。
