Hagieen

ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪のHagieenのレビュー・感想・評価

3.5
ツイ・ハーク監督、マーク・チャオ主演。

アンディ・ラウからバトンを受け、若きディー判事シリーズとしての第一弾。

大理に赴任した若き判事ディーは濡れ衣を着せられ投獄。しかし、都の異変を悟ったディーは脱獄し捜査にあたる。
身の潔白を証明し、正式に判事に赴任したディーは司法長官ユーチと共に都の異変の真相を探る。

第二の主人公と言ってもいいウィリアム・フォン演じる司法長官ユーチとのバディモノとも見れるが二人とも武術が達人すぎて。
本来は中華圏での本格推理小説のはずが、ツイ・ハークの手にかかるとアックションや怪物てんこ盛りの今作のようになるw
ホームズっていうよりインディ・ジョーンズに近い感じか。これはこれでエンタメとしてはあり。

TVシリーズの蘭陵王とか見てたのでウィリアム・フォンのファンでして。相変わらずのイケメン、アツい眼力で古装劇は良く似合う。
そしてキー・キャラクターである花魁イン演じるアンジェラ・ベイビー。相変わらずの美しさで、いるだけで絵が持ってしまう。
マーク・チャオはアンディと比べてどうかなぁ、と思ったけど、なかなかいい感じで髭も似合っている。
本来頭脳で解決する探偵であろうところが、かなりのアクション三昧。そしてモンスター出てきての大スペクタクル。
なんかCG三昧はおなか一杯なんだよな。
でもこの世界観は好きなのでシリーズ続くことを希望するが、マーク・チャオじゃない、しかもツイ・ハークでもないディー判事モノがあるようで。
こんなところも中国映画っぽいw
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