よー

マフィアは夏にしか殺らないのよーのレビュー・感想・評価

3.0
シチリアといえばマフィア!
っていうイメージがあるくらい
マフィアが根付いていた場所なんですね。
イタリアのそういう歴史とか
マフィアのこともか
まったくもって知らずに観たので、
そこをちゃんと知ったうえで観た方が
面白いだろうなと思いました。

もう少しシリアスなのかなと思ってたけど
アルトゥーロの少年時代が可愛すぎるし、
音楽も可愛くて。
マフィアが起こす多くの事件も
話にしっかり絡めていながら
とても観やすい作風だなぁと。

割と大きな爆破事件とか、
分かりやすい暗殺事件とか
あんなにも起きていたのに、
「マフィアなんてただの噂さ」
なんて言って見て見ぬ振りをしていた大人たち。

アルトゥーロが大人になってからではあるけど
あの最後のデモが起きたことは
本当に大きな出来事だったんだろうなぁ。

そして至る所に
暗殺された人たちの慰霊碑、でいいのかな?が
あるっていうのが、ね。
住人の日常にマフィアが大きく関わっていたんだな
っていう事実を改めて感じさせてくれるというか。

フィクションではあるけれど
マフィアはもちろん、
反マフィアとして活躍し暗殺された
判事や政治家も実在の人物。
イタリアの歴史の勉強をしているような気分でした。

やっぱりその場所や時代の
背景を知っておくっていうのは
大事なことですね…改めて…
世界を知らなすぎる(日本も含む)
よー

よー