8さん

X-MEN:アポカリプスの8さんのレビュー・感想・評価

X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)
4.2
X-MEN達が世界破滅を企てる太古の昔から目覚めた神と戦う姿を描いた新3部作最終章。

全ての始まりは、紀元前3600年前に遡る。
歴史上で最初のミュータントであるアポカリプスは、堕落した文明を滅ぼす「神」として君臨していた。ミュータントの力を吸収する事で最強となるが、裏切り者の手によって古代エジプトのピラミッドの中に封印される…。

時は移り、1983年、その眠りは覚まされた。核兵器開発など人類の堕落を知ったアポカリプスは、マグニートーをはじめ4人のミュータント=黙示録の4騎士を召集し、世界を浄化しようとする。プロフェッサーXやミスティークが率いる若きX-MENは、彼等との戦いを強いられるが、強力なテレパシーを手に入れたいアポカリプスだったが…


『最後の敵は、神。』


新3部作完結編であり旧3部作へと続く序章の今作、非常に興味深く時代の繋がりをどう描いてくるのかが1番気になっていましたが、違和感無くしっかり楽しめましたよ。

過去の歴史を解明しつつ、敵味方関係ないキャラクターのルーツは思わぬ繋がりを生み、友情から愛情、そして何ものにも変え難い使命を背負うってしまう。

様々な苦悩と葛藤、絶望と希望を繰り返してきたX-MEN達の物語が、古くも新たに幕を開けたのである。

残るはウルヴァリン3部作の完結編ですが、長きに渡りミュータントの代表的存在の彼がどう活躍するのか非常に楽しみですが、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンが最後となるのは寂しくもありますね。

個人的にゲームオブスローンズ出演中の、ソフィ・ターナーの活躍を見るのがとても楽しく、これからの彼女の成長ぶりに大いに期待しています。予告編にもあるあのシーンを見る度に上がりますよ。
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