大好きな東野圭吾先生の作品。
東野圭吾の本を沢山読む私がこれは後回しにしてた作品。
何となく昔サラッとつまんで見てしまってよくわからないなーって安易に見ずにいた。
何で今まで見なかったのか大きく後悔。だけど、いろんな事があり震災が起き
原発についてこんな私にでも考えるべき事が多くなった題材。
この映画の綾野剛はいいねー。
陰湿な恨みを持ってる感じよく出てる。それがゆえに許せない部分もありながら、何でこんなことになったのか。誰がダメなのか日本がダメなのか。
原発について私は多くを語れる知識も何もないが、救うのも殺すのも原発だなんてどっちも選べない。私にはわからない。
でも自然災害から人間が作った物で更にひどくなったり、それでもなくてはならないものである この天秤に乗せることの出来ない事実。
本木さんの演技でもあったけど、本当によく考えさせられる。
しかもこの話が2015年と9年も前なんて信じられない。
まるで先を、未来を予知できたかのような東野圭吾はやはり天才だと思う。