2015/8/6試写会にて
東野作品の大ファンなものの、映像化となるとかなりの確率でガッカリすることが多い中、原発という社会的タブーに斬り込んだこの作品がどうなっているのかとても興味があった。
時代設定が20年前なので、最初は映し出される絵が古臭く感じたが、作中何度もある見所に、グッと引き込まれた。2時間足らずの映像の中に矛盾なくストーリーが盛り込まれていて、鑑賞後、それぞれに目を背けず、想像力を働かせろとメッセージを投げかけられた気がした。
見た後はドッと疲れるので、気軽に見る映画ではないけど、ぜひ沢山の人に見て欲しい作品です。