このレビューはネタバレを含みます
創作感や一体感、音が気持ちいい作品だった。ふわふわ浮く冒頭のバイオリンにあいらしさを覚えた。
ロックな装いの中に、甘酸っぱい若さを感じる映画だった。
酒や音楽でポジティブに仲を深める時は感覚的だけど、衝突した時に乗り越えるのは、感覚的なつながりだけじゃなくて、言葉と誠実さ、忍耐が必要なのかなと考えさせられた。
一度自分の感性や固まった考えを捨てて見てみることができたのは、人のレコメンドだったからで、個人的にそれが良かった。ルール至上主義から一歩踏み出ないと、良作には出会えないのかもしれない。