自分の性癖は正常だと断言できる人なんていないはず
なぜならば基準の線引きたるものが、あってないようなものだからそもそも自分が正常か異常かさえもわからない、もしかしたらとんでもなく倒錯してしまってることだってあるかもしれない
あとR指定で大人しか観れないんだから本編に山ほど出てくるボカシのシーンはどれもいらないと思う、作り物感が浮き彫りになって観ていて逆にノイズになるんですよね
たとえば「ダンサー・イン・ザ・ダーク」はまさかあんな展開になるなんて予想すら出来なかったので衝撃が今でも残ってるくらい作品自体も激しいものだったけども、ラース・フォン・トリアー監督=問題作製作マシンという烙印が十分に押されてる今、本作を観るとそこそこの問題作だったなという印象止まりなのは否めないところ