なぜか異様に人気のある伊坂幸太郎の同名小説を、青島武とかいうよく知らんジジイの脚本で、瀧本智行の監督で映画化。
撮影は阪本善尚というさらにジジイが担当。この古臭いオッサンの安っぽい画作りが見てられない。
商業映画?と思えない…まさにVシネ級の画と、さらに嘘みたいなカット割り。ださすぎる。
勘違いしたオッサン連中が全くアップデートしないで、昔のやり方をパワハラ同然に押しつけて、若手の部下から総スカン食らってるような感じにしか見えない。
とにかく安い!ダサイ!
そして脚本も構成も台詞もビックリするくらいなクオリティ。多くの映画を見てるのかなぁ…沢山の映画を見て、感覚を磨くことをしなきゃ…
始まって15分だけど…
これ以上、見る価値ないかな…
最後まで見なくても、クオリティの低さは充分に伝わりました。
一応冒頭だけ云わせてもらうと…
伊坂幸太郎を読んだことないから知らんけど、原作は渋谷のスクランブル交差点という設定なのかな?
日本は映画撮影の許可が下りないんだから、まして渋谷のスクランブル交差点なんて絶対に許可下りないことなんて、素人でも知ってるだろ?
クソみてぇなCGで合成しなきゃいけないなら、設定自体を改変すりゃいいじゃん。
15分しか見てないから何とも言えんけど、別にスクランブル交差点である必要がないと思うんだけど…どこでもよくね?
他の許可取れる交差点でやりゃいいじゃん。
合成なんか使わないで!
どうしても渋谷がいいなら、『太陽を盗んだ男』みたいにゲリラで強行しろよ!それくらいしないと、イイものは撮れねぇよ。合成で誤魔化し誤魔化しやったって萎えるだけ。
女優を綺麗に撮るカメラマンは昔から何人かいるけど、本作のカメラマンは全ての演者を下手くそに見せるのがうまいという…本作を自分の出演作の経歴に入れたくないレベルだと思う。
みんな事務所のホームページから消すんじゃない?
あの浅野忠信でさえ、クソみたいな四流役者にしか見えない。南無阿弥陀仏…