スウェーデンの映画はベルイマン以来何年ぶりだろう。ストーリーはあらすじ通りだが、このアラン爺さん凄い人生。
たまたま爆弾造り技術を独自で研究したために原子爆弾の開発に参加。アラン爺さんのアイデアで原爆は完成し、アラン爺さんは物理学者に祭り上げられ波乱の人生を歩むことになる。
そんなこんなで、歴史上のいろんな要人に出会い、一緒に酒をかわす。スペインのフランコ総統、トールマン副大統領、スターリン、レーガン大統領、ゴルビーなど。
この回想物語とは別に大金カバンを持ったことから裏組織、警察に追われるはめになり事件はどんどん大きくなっていくが、本人はそんなことお構いなし、いたって平然とひょうひょうとあてもない旅を続ける。なんと面白いことか。