まきのり

隠し剣 鬼の爪のまきのりのレビュー・感想・評価

隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)
2.4
なんとも中途半端な作品。

重たいストーリーの合間に、気持ちが救われるコメディシーン、
という構成にしたかったのだと思うが、
物語のキーになる狭間弥市郎とその妻、
あるいは家老の堀将監などの人物描写が希薄で、
それぞれの軽薄な行動に深く感情移入することができず、
モブキャラがボケる度に滑ったり、
チャンバラシーンがドタドタととろくさかったり、
これだけ良いキャストを集めてるのがとにかくもったいない。

松たか子は100点なので、好きな方は是非見てください。
まきのり

まきのり