みほみほ

幼獣マメシバ 望郷篇のみほみほのレビュー・感想・評価

幼獣マメシバ 望郷篇(2014年製作の映画)
3.4
🐶2020年192本目🐶

映画シリーズ4作目。ずっとずっと望郷編だけ観れてなくて、もはや諦め…忘れていた…。そんな中アマプラでふと見つけた……!!!本当にありがとう、アマプラ!!

映画シリーズにしてはかなり地味で、(元々二郎ちゃんベースなので地味だけど…)いつものメンバーの登場箇所も少なめ、二郎ちゃんの親戚に至っては出てこなくて、二郎ちゃん、べーちゃん、高橋直純だけなので、なんか寂しかった。

今となっては二郎ちゃんの叔父叔母役の俳優さんはお亡くなりになられてるので(作中ではなく現実で。)、お目にかかれませんが、望郷編の頃はまだご健在だったので、出演されていない事が本当にショック……

志賀廣太郎さんが居ないと、マメシバが引き締まらないよ……べーちゃんの出演時間もかなり少ないし、直純さんも物足りない…。

マメシバの一郎も、今作ではそこまで存在感にグッとくるシーンも少なくて、ちょっと元気を無くしたべーちゃんを二郎ちゃんが救い出すふんわりなお話という感じかな。

今までのマメシバは、二郎ちゃんのキャラクターと、周りを取り巻く人達が良いドラマを創り上げていたので、今作は物足りなさが強かった。

大好きなシリーズだけにそこは残念。


結構ボロクソに書かれてるレビューも見たけど、一応シリーズなので……幼獣マメシバから始まる3作を観ないで、いきなりこれ観たら…そりゃ楽しめるはずがないので、自業自得ですな(笑)


二郎ちゃんの魅力は幼獣マメシバに詰まっているので、あのキャラクターがハマる人はハマるし、嫌いな人は嫌いだと思うけど、私は仕事してない時期に自信無くしてて、この映画に元気と勇気を貰って、二郎ちゃんの痛みに共感してたので、助けられた過去があります。だから今作は物足りなさが目立つけど、マメシバシリーズはずっと好きです!!!

今は亡き、志賀廣太郎さん、角替和枝さん、とても寂しいです。あの二人のドタバタと二郎ちゃんのキャラクター、そして優しいべーちゃんの声色と笑顔、直純さんの屈託のない笑顔が本当に素敵な空間を創り上げていて大好きでした。

もう新作は出ないと思うけど、この映画に出会えて良かったです。(ドラマも)

亀井亨さん、ありがとう!!!
みほみほ

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