このレビューはネタバレを含みます
永遠の問い:神の沈黙
最後のクロスを手にしたしたカットが良い
一神教と多神教の壁は想像以上に高いもの、沼地
小説で1番好きだった穴吊りのいびきのエピソードがきちんと映像化されてたのと、キチジローの描写が余すとこなくありかなり嬉しい
踏み絵を実際に踏み唯一の神、キリストが突如いなくなる諦念のカットがあることで、ラストのクロスを手にするカットとの対比が生きていたのもかなり嬉しい
殉教、徴が苦役に服す平民と歪に合わさるあの陰湿な信仰がよく描かれていた
roots are cut.