あらんしほん

ギヴァー 記憶を注ぐ者のあらんしほんのレビュー・感想・評価

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)
3.0
この作品はすごく心に残っている作品。
というのも大学2年生か3年生の時に英文学部だっため原作小説、しかも原本とは1年近く向き合った。
一文一文翻訳しましたよ...。声に出して読んでレポート作って...。
映画化になったときは嬉しかったけれど主人公たちの年齢層が高くなっていてそこだけ微妙。
児童文学というくくりだったし。
しかもこのユートピアに見えるディストピアの設定ってまだ自分が何者かも分かっていない成長過程という意味で子どもであることが重要じゃないのかなぁって思った。

でも色がない世界を映画で表現するにはぴったりだと思った。
人間は不完全だから美しくこの世に完璧なんかなくて、世界から戦争がなくならないのはきっとそこに愛があるからなんだよね。多分...。