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U.M.A 2014 フォレスト・モンスターのYSKのレビュー・感想・評価

1.2
「ビッグフットは本当にいる!」と現実と妄想の区別がつかず独りよがりな主人公と、そんなものいるわけがないと端から信じていないものの、主人公が楽しそうだから付き合ってあげている聖母のごときその彼女が、ビッグフットを目撃されたと言われている山中を探索するPOV

妄想を基に暴走する彼氏とそれを温かく見守りながら振り回されたうえに不幸になるお話といえば『ブラックフット クマ地獄』という作品がありましたが、そちらに負けず劣らずの出来栄え、強いて言えば観測対象がクマという現実かビッグフットという妄想か

そしてビッグフットが目撃された山にたどり着いた主人公は早速テントを張り、近くの川では全裸になってスイミング、それを見た彼女が「私も泳ごうかな~」と言えば「やめておいたほうがいいよ」What?おっぱいチャンスを自ら潰すとな?自分はチンコを曝け出しておいて?
この時点で今世紀最高のゴミ男だということは確定的に明らかですがそれどころではありません

川から戻るとテントが荒らされぐちゃぐちゃになっていました、心配し帰りたいという彼女に一言「大丈夫、ただのクマだよ」クマのがこえーわ!!!!!
夜になるとノッキングの音が聞こえ何者かが歩き回る足音が聞こえているというのに明かりをつける主人公、翌朝下山中に岩に張り付いた動物の毛を採取したことに夢中で道に迷ったことに気がつかない主人公、そして…

いやもうね、石を投げクソを投げ、あらんかぎりの罵倒を叩きつけてやりたい気持ちはあるものの、オチとしては満点という非常に最低な作品です、糞
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