演出はイギリス的なブラックユーモアが散見され、また他の映画へのオマージュ(揶揄?)もあり、基本的にニヤニヤしながら見られる。
ただ、「威風堂々」できのこ雲のシーンは引き笑いだった。
ハリーは元より、ヴァレンタインもどこか憎めないし、ロキシー、ガゼル、ティルデ王女といった登場人物もよい。
あらすじ。
エグジー(タロン・エガートン)は海兵隊を辞め自堕落な生活を送っていたが、ハリー(コリン・ファース)にその才能を見出され「キングスマン」の候補生として試練を乗り越えていく。同時に、ハリーは巨大な陰謀を追いかけており、ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)という実業家が絡んでいることを突き止めるのだが……というように進んでいく。