ビビッドカラーに彩られたオープニング!
そうだ…人生もビビッドに生きないと!
長年連れ添った妻を亡くし意気消沈…
かと思いきや--ピー--することしか眼中にない暴走機関車のグランパ、振り回される孫。
祖父と孫の心温まるハートフルロードムービーかと思いきや…。
下品、お下品、超下品!
シモシモシモネタの大渋滞!
あっちで--ピー--、こっちで--ピー--
…これは笑ろてまうやろーーー!!
かなりエゲツないシモネタが披露されますが、デニーロが言うと言葉に深みや意味があるような気がしてきます。
…いや、ないんですが。単なるシモですが。
しかしこれで大笑いする私も将来はシモネタジジイまっしぐらでしょうか?
うーん…シモネタ紳士くらいで踏みとどまりたいところですね。(←いずれにせよOUT)
以下、内容に触れます。
軍人時代、実は特殊工作員だったグランパがさまざまなしがらみにとらわれる孫に本当に伝えたかったこと。
それは"デ・オプレッソ・リバー"(抑圧からの解放)。
社会的立場を、体裁を、人がどう思うかを気にして生きる。…違う!!もっと自由に!あるがままの自分に正直に!
"自分の心に嘘をつかずに生きろ"とグランパは言っているような気がしました。
最後には家族愛を感じられる心温まる話に持っていくあたりなんともズルい…しかしとても素敵なお話でした。