ハレルヤ

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンスのハレルヤのレビュー・感想・評価

3.4
独裁国家パネムが主催する殺し合いゲーム「ハンガー・ゲーム」の優勝者同士の戦いから助けられたカットニス。パネムに対する反乱軍に加わった彼女は自分がリーダーとして戦っていく運命を描いた物語。

「ハンガー・ゲーム」シリーズ3作目。最終章2部作の前半にあたる作品。前作からそのまま続いている流れ。カットニスが反乱軍のリーダーになるまでを捉えた内容です。

なので物語全体としてはあまり前進せず。国民から絶大な人気と戦闘の実力があるカットニスをリーダーにして扇動すれば、パネムの陥落の実現が高まると考えた反乱軍。カットニスのプロモーションとも言える活動を行う。その一方でカットニスとチームメイトだったピータがパネムに捕らえられて連中に洗脳される。

こういったやり取りが中心で本質的な戦闘は言うほどありません。ハンガー・ゲーム自体も本作ではもう関係無し。互いに敵の動向を探り、その時に向けての準備を固める形。

この作品単体だとそれほど面白くないです。ガッツリ戦闘アクションを求めると確実にイマイチ。この作品の真価は次の2部作後半によるところも大きいでしょう。勿論明日見てみます。
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