あの「アバター」から13年ぶりの続編、
正直、どうなんだろうと思っていましたが、
映画が始まれば13年の時を超えて
あっという間にパンドラへひとっ飛び!
一作目のストーリーも
記憶がかなり薄れていたのですが、
それも鮮やかに甦ってきます。
そして、
舞台を海に求めた事は大正解でした。
まさに自分もパンドラの海と
一体化しているような感覚、
この海にずっと入っていたいと
思ってしまいます。
水の表現も完璧、
さまざまな生き物たちも魅力的。
そして、
異星の異種族の家族のストーリーが
自分のことのように胸に迫ります。
一作目を見た時も
青い肌に対する違和感が、
観ているうちに綺麗になくなっていったのを
覚えていますが、
本作でもその感じは全く変わりません。
冒頭であるキャラクターが言う
「何で青いんだ?」と言う台詞は
そのまま観客の想いであり、
観終わる時にはそれが綺麗に
消えて無くなっている事こそが、
キャメロンが仕掛けた
パンドラの魔法なのかもしれません。
充分以上に待たされた甲斐のある
鮮やかな続編でした。