GUMI

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのGUMIのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

開始5秒でIMAXで観なかったことをキャメロン先生に謝罪したくなるほどの映像美と没入感。
通常のスクリーンでも高揚感いっぱいだったので、「このシーンIMAXだったらもっと…」という思いが何度も過ぎった。ほんとすみません、先生。
存分にパンドラの世界に浸れました。長尺だけど居心地よかったのでまだ過ごしていたかったくらいです。


余所者視点だからこそ状況を引いた目で見られるのと、繋いできたものへの誇りに対する憧れめいたものと…
確固たる繋がりの中に身を置けること、自分を自分たらしめるものへの確信があることで生きる意味を見出せるってとんでもなく羨ましく思えて。
彼等への強い羨望と、そのような確信めいたものが無いままこの先も生きて死んでいくかもという私の個人的な問題に対する恐怖に苛まれて、なんだか別軸で泣けてしまった。誇りを持って生きていてかっこいいな…いいなあ…怖いなあ…的な。


出自からはどうしても逃れられないぞというような展開で来ましたが、残り3作でどう魅せてくれるでしょうか。しっかりIMAXで全作追っていけば技術の進化の定点観察ができそうですね。
GUMI

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